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June 2005

June 27, 2005

美濃手漉き和紙展、はじまりました!

P1010181 ここ数ヶ月、いろいろ大変でしたが、先日、美濃和紙ネットワーク21の若手紙漉職人のみなさんと、建築家の加納さん、ソーホーの所純子さん、家田紙工の家田学さん、家田宗典さんらのお陰で会場設営も終了し、翌日のオープニング・ティー・パーティとともに(家田紙工の喜久生さん、板垣さん、お手伝いありがとう!)、なんとか「all about 美濃手漉き和紙展」を開催することが出来ました!まさに、ほっと一息の今日この頃。昨日の日曜日もいろいろな方が会場を訪れて下さって、感謝、感謝です。
 今回は、美濃手漉き和紙の原料展示から、道具展示、そして楮の収穫から紙漉、そして和紙が様々な商品になるまでを追いかけたアート・ドキュメンタリー映像「かみのめぐみ」(撮影・編集・監督:山川直人)も制作しました。
 また、家田学さんがすっごくこだわった、こんにゃくのりで固めた青藁和紙クッションや、実際に和紙をいろいろ触っていただける体験展示(中でも「くらげライト」が私のお気に入り。商品化したいなぁ〜!)、美濃和紙ネットワーク21のメンバーで corsoyardの倉田君が漉いた最上級の雁皮紙に、岐阜で数年前から始まった「水うちわ再生プロジェクト」のリーダーでプロデューサーでもある蒲勇介さんがデザインした絵柄を、家田紙工の家田宗典さんが一枚、一枚丁寧に刷り、最後はうちわはり職人の住井さんがもちろん、ひとつひとつ丁寧な手仕事で完成させたオリジナル水うちわや、美濃和紙ネットワーク21のリーダー・加納君が漉いた楮和紙や雁皮紙に、私の知人であり尊敬する書家の岡本光平さんに130年以上前の古墨を使用して書いていただいた書の数々、透かし和紙の技法では天下一品の保木君の和紙にグラフィックデザイナーの羽良多平吉さんのタイポグラフィを漉き込んでもらって作成したあかりなど、さまざまな関連グッズの展示販売も行っています(商品は、展覧会会場の向かい側の「紙の蔵」にてお求めください)。
 それらにすべて通じているのは、「本物」であるということ。
 すべてがこだわりの「手漉き和紙」を使用し、すべてに手の仕事を通して伝える「本物の価値」が存在している、ということです。 
 私は岐阜県の手漉き和紙の文化と、火とあかりの文化をもう一度ひもといていくことは、個人のエゴや、自己満足を通り越せるもっと涼しげで、かつ強い大きな意志の在処、もしくは魂の共鳴するもっと遠くの「かみのめぐみ」に繋がっていくと信じている。
 そこには、決して個人的なねたみや、いじけた気持ちや、めんどくさい感情は介入できない。私はそんな強い世界がきっとあると思っているのだ。
 確かにすべては共同幻想の世界かもしれないけど、でも、女々しく(この漢字は本当は嫌いだけど、“女々しい”が意味する事柄や行為を女性が今まで示してきてしまったのだろうだから、共通言語としては使わざるをえなくて、現状は仕方ない。でも、女性も変わらないとね!)浅薄で、心が欠如したものごとに対しては絶対に拮抗する力になっていきたいと思う。自分の名誉や、お金や、うぬぼれのためだけに行動することだけは避けていきたいと切に願っているし、どんなに小さなかたちになっても、私は、私でいるために、そして、ある、あこがれる生き方や先人を目指していくために。そしてこの世界が、少しでも長く、雪の日の伊吹山を国道21号から見上げた時にいつだって感じるあの宇宙感覚のような、ミラクルの美に満ちた、人間の善と然を信じていられるようになっていくために。 
 うううううんと、話が逸れてしまいましたが、みなさん、ぜひ「all about 美濃手漉き和紙展」ご覧になってくださいませ。
 そうそう、7/16(土)の最終日には、映像「かみのめぐみ」をきちんと観る会を開催予定です(ギャラリー内は、明るくて映像を綺麗に見ていただけないので)。山川直人監督をゲストにお迎えする予定ですので、みなさん、これもお忘れなく!
 

 

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June 24, 2005

読者の不思議。

P1010057  日頃、いろんな方から「日記、読んでますよ!」と言われます。で、その度に「なかなか更新してなくてすみません〜〜」とお詫びします。
 でも、いつも思うんですよね。私の文章を実際に読んでいただている奇特な読者(?)って、本当に存在しているのかって。
 このコーナーでは、書き込みも殆どないし、読者の足跡が残っていないので、果たして私の文章を本当に、何処かで、誰かが読んで下さっているのかは私には知る術がないのです。
 だから、つい、思ってしまうのです。私が書いた文字や言葉たちは、宇宙の闇の果てに向かって、ただ無意味に投げかけられているだけなのかもしれないなって。その一方で、いやいや、でも時には、何処か、誰かの胸の奥に届いているかもしれない、なんてね。うううむ、でも真実は、やっぱり闇の中。パソコンの中は闇の宇宙。星や月は瞬いているけど、その距離はとっても不確か。
 でも、実際、言葉の言霊を信じている私は・・、って書いたらこの一行の中に「言」の時が3つも入っていることに気づいて驚いた。そうか、そうだったのね、と認識。おっと、また認識の認の時にも「言」がある。こういう時にふと思う。「森の木で機械を作る機会が与えられた。」…この一文には「木」の字がなんと7つもある。
 言葉って面白い。でも、私って多分、「木」より「言」の字を沢山書いているだろうなと思う。一生の中で一体、何個ぐらい『言」の字を書くんだろうな。ううむ、それこそ、星の数程?
 しかし、しかし、私は「言葉」が<あなたに>届こうと届かなくても、多分、「言の葉」が好きだから知らない間に沢山の「言」を書いているのでしょう。それは星座のアレンジにも似た法則です。

 このコーナーに目を通して下さった方、もしもよかったら、感想なんていいから、読んで下さった足跡や、気配や面影でも、どこかに残していってくださいませ。
 そうすると私は本当に嬉しいのです。女・喜ぶ、ですね。
 と言うわけで、明日は美濃手漉き和紙展の準備です。また足が棒になりそうです〜、とりとめのない言葉の羅列、失礼しました! 

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June 23, 2005

美濃手漉き和紙の企画展を開きます!

mino-washi
 最近は、イベント案内文章ばかりで、恐縮ですが。。。
 今日は、私が4年前より取り組んできた
岐阜の美濃手漉き和紙のプロジェクトの一環として、家田紙工の家田学氏と企画した美濃和紙に関する展覧会のご案内させてくださいませ。

 この企画展では、美濃の若手職人たちや、書家の岡本光平氏、デザイナーの羽良多平吉氏、そして映画監督の山川直人氏の協力をいただき、楮の原料から、手漉き和紙の制作工程の展示は勿論、さまざまな手漉き和紙グッズや、美濃手漉き和紙のフラジャイルな強さを実感していただく体感ゾーンの設置、そして約半年に渡って制作した美濃手漉き和紙のアート・ドキュメンタリーの上映など五感に伝える展示となっています。

 イサム・ノグチのあかりから始まって、私が魅了された和紙、そのフラジャイルな美しさに触れてください。(私が企画した各種商品の購入もできますよん!)

■「all about 美濃手漉き和紙展」開催のご案内■

 この度、「ふれる、みつめる、感じる〜美濃手漉き和紙の“今”をすべて紹介」と題して、岐阜アクティブG/3Fのギャラリー「ワールドデザインORIBE」にて美濃手漉き和紙の展覧会を開催することになりました。

 本物の美濃手漉き和紙を五感を通して知っていただくための、さまざまなユニークな企画展示と、楮の収穫から手漉き和紙が商品になっていくまでの約半年を追いかけたアート・ドキュメンタリー・ビデオの上映などもあります。

 岐阜県の伝統的文化産業である和紙、提灯などを現代にリ・デザインし、LOHAS(lifestyle of health and sustainability)な暮らしを志向する21世紀型文化産業を志向した岐阜ならではのオリジナルな本企画展は、同時に循環型社会をめざした、懐かしくも新たしい未来に向けての、あるひとつの指針になればと願っています。

家田 学(家田紙工(株))
古田菜穂子(furuta & associates)

★all about 美濃手漉き和紙展★

日  時  2005年6月25日(土)〜7月16日(土)
      午前10時—午後7時(最終日は午後4時まで)
会  場  ワールドデザインORIBE(アクティブG 3F)

主  催  (財)岐阜県産業文化振興事業団
      家田紙工株式会社、美濃和紙ネットワーク21
企  画  古田菜穂子、家田 学 

会場設計  加納一郎
  
協  賛  美濃手漉き和紙協同組合 紙の蔵 月刊ぷらざ

■お知らせ!■

★「all about 美濃手漉き和紙展」展覧会の初日に
ささやかなオープニング・ティー ・パーティを開きます。

手漉き職人たちや羽良多平吉氏をはじめ、
本展の関係者などが来場いたしますので
みなさまお誘い合わせの上、ぜひ、お越しくださいませ。

★「all about 美濃手漉き和紙展」オープニング・ティー・パーティ

★日 時:2005年6月25日 午後5時〜午後6時半

★会 場:ワールドデザインORIBE(岐阜駅西並び・アクティブG 3F)

★オープニング・ティー・パーティ問い合わせ先:090-3154-3129 家田 学

ご来場、お待ちしています〜〜〜!!!

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June 19, 2005

キャンドルナイト

candle今日はキャンドルナイトです。
http://www.candle-night.org/

既にご存じの方もおられるでしょうが、
私たちは、午後8時〜午後10時まで、電気を消して蝋燭灯りだけで過ごす「半夏生蝋燭夜談+十二夜楽」というイベントを行います。

岐阜市は、岐阜城、鵜飼大橋の電気が消えます。

私は、午後七時半頃から、右岸道路の鵜飼屋石金旅館さんの前あたりで、
長良川での鵜飼いの篝火を背景に鵜飼大橋などが消灯した様子を見ながら、
提灯と行灯あかりの「プレ・あかり灯ウォーク」を行い
その後、歩いて後楽荘に向かい、
夜9時からの、片岡祐介さんプロデュースによる
アコースティックライブ「十二夜楽」に
参加します。

長良川河畔で、提灯&行灯あかりだけで過ごしていただくのは無料ですし、

その後、後楽荘(058-264-0027)でのライブは、
ワンドリンク付きで2000円ですが、
片岡さんのマンドリン演奏などは勿論、
私たちが、今晩、長良川で撮影した景色を背景に行う
坂野嘉彦さんの新曲「残照と巡り」の演奏など、
これは、もう、とっても素晴らしい夜になること、
間違いないと思います。

ライブは夜9時からです。
そこからのみの参加もOKですので、
みなさま、お時間が或る方は、ぜひ、ご参加くださいませ!

またイベントに参加されない方も、よければ
ご自宅などで、電気を消して、蝋燭灯りだけで過ごす時間を
作ってみて下さい。

きっと、いつもとは違う、あたたかな時間を過ごすことができると想います。
そんな暮らしの中にこそ、
環境に負荷をかけない暮らし方への選択のスタイルがあるということを
今日という一日の中で感じていただければ幸いです。
では〜! enjoy your chandle-night!

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