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March 05, 2007

十六夜、行き道、帰り道。

 今日、20年来の知人であるYちゃんのお父様が亡くなったという連絡が入り、急遽、お通夜に行って来た。
 ずっと闘病されていたというお父様のご冥福をお祈りするばかりだけれど、憔悴しながらも気丈に振る舞っているYちゃんの姿を見ていて、12年前の父の死を思い出した。

 父は阪神淡路大震災の二日前に亡くなった。
 私は通夜あけの早朝、父の棺の前で、地震を感じた。この時遭遇した、奇跡のような体験については、いつか必ず文章にしたいと思っているのだけれど、もう12年も過ぎ、先々月には13回忌も終えたというのに、まだまだこのことを書く気にはなれないでいる。

 だけど、一つだけ言えるのは、父は、亡くなってなを、生き続けているということだ。
 私の中に、脈々と。

 このことの発見、そして実感こそが、どれほど貴重なことだったか。
 だから、私は今日、Yちゃんに伝えた。

「Yちゃん、今はとっても辛いだろうけどけど、もう少ししたら、お父さんは決して死んでないことが分かって来るから」 と。
 
 今日は十六夜。
 
 通夜の帰り道、煌々と照らす月明かりの中、車を走らせながら考えたのは、“生きる”ということだ。
 本当に人は、いつだって死から生を学び直す。

 Yちゃん、どうか、元気を出してね。
 無邪気にお菓子を食べていたあなたのお嬢さんの明るさには、未来と希望があると思った。そしてこれからもお母さんを大切にしてください。

 

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