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June 2007

June 28, 2007

The Name apply

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 最近、偶然このブログを見つけてくれた昔の友人、知人からの連絡がしばしば入るようになってきた。
 みな、20年以上前に出会った人ばかり。懐かしいよ〜。
 ぜひ、久しぶりに会いたいな〜と思うのだけど、みな仕事が忙しい者同士なのでなかなかすぐに会う事はできない。
 こうして昔の友人、知人が、どこかで頑張っていると思えることは、凄く嬉しい。
 そんなふうに思えることが、まず、有り難い。それもこれも、こういったブログ、という「文字情報」が発光する凄いメッセージ力のお陰だ。

 でも、、そんな有り難い「文字」が発光するメッセージ力だけど、実は、とっても怖いものでもあると思う。

 例えば、どんなときでもある一定の仕事に関わったら、関わった人全員をきちんと社会に情報として伝えたい思うのに、さまざまな報道の中では、誰かが必ずその情報の中から降り落ちることがある。
 

 その一方で映画の世界は(少なくとも私が身を置いていた頃は)、どんな小さな仕事でも、きちんと仕事として行った人の名前は絶対、外さない。絶対きちんと最後に全員クレジットする。
 私自身も映画の仕事をしていたとき、たとえあっという間に流れて行ってしまっても、自分の名前がクレジットされるのを観た時の喜びは、最上級のものがあった。

 ともすると映画監督だけのものだと思われがちな映画という世界。
 でも、その大きな世界を作り上げるのに、誰一人として不要な人はいない、、というのが、チームワークを大切にし、役割分担が明確なプロ集団の集合体として成り立っている映画の現場の考え方だ。

 だからこそどんな仕事であれ名前が出るということは、自分の実績がそこに<ある>ということであり、それがキャリアとして積み上げられていくことになる。
 一方で、そこに至るまでの下積みというものが不可欠で、名前を出しても良いというまでになるための道のりは長い。

 一人前になるまでは、決して名乗らない(滅私的に奉公する事にも近い)という暗黙の了解でもあって、名前を出せるということは、まずは一人前であると認められたことであり(でも、そこから大きな文字で名前が出るようになるには、まだまだ長い道のりと努力が必要なのだ)、そのことによって仕事の責任の所在が明確にもなっていく。


 だから私は、なんらかのプロジェクトの中でちゃんと役割を果たした人は、きっちりどこでもクレジットされるべきだし、それを人に伝える事はとても大切だと考えてるし、それを実践してきたつもりだ。


 私は映画を観に行くと、どんな作品でも必ず、エンドロールの最後の最後まで、絶対に席を立たない。
 クレジットに記されたすべての人々の名前を認識できるわけではないけど、そのすべてに魂が宿り、人の存在があることを知っているから、とにかく最後まで「見続ける」。
 そんな中、昔の知人の名前があったりすると、訳もなく、胸がじ〜ンとしてしまう。
 私が出来なかったことを、彼や彼女は、ここで果たしているんだという誇らしい思い。不思議な感覚だけど、自分の事のように誇らしいのだ。


  ブログやネットの世界では、どんな「名前」や「物語」も簡単にアプライできてしまう。
 そこで文字になったものたちは、やっとの想いで文字になったものと、一見すると同様にも見えてしまう。
 メディアの報道も同様だ。
 昔は、そこに記されるためには、多分、沢山のハードルがあったはずだし、そこに載る情報の真偽はきちんと精査されたものであるはずなのに、最近は、マスメディアですら、安易な「文字=活字情報」を垂れ流していないか。

 結局、世の中は、すべてパロディなのかもしれないけれど(映画のクレジットだって、幾らでも嘘の名前を掲示することはできるわけだし)、その中でひとつ、ひとつの文字表現に、バカみたいにこだわる私は、実は、ネットやブログをどんなに使っているにしても、とっても「アナログ思考」な人間なのかもしれないなと、間もなく満る月を遠くに見つめながら思うのだ。

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June 13, 2007

水うちわが「ソトコト」に!

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 私がここ数年、美濃手漉き和紙のプロジェクトの一環として従事してきた、家田紙工の「水うちわ」が、LOHASな雑誌で評判の「ソトコト」7月号に掲載されました。
 
 テーマは、「未来のロハスプロダクトを先読みする 5つのキーワード」。
 未来のロハスを先読みする、、、そこで、伝統工芸をリノベーションした「水うちわ」を取り上げていただけたことが、何より嬉しい。
 なんたって、私の仕事のテーマは「懐かしい未来」&「来た事のあるはじめての場所」。
 ね、分かっていただける人には、分かってもらえるよね!

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 ちなみに「水うちわ」は、特集ページの一番最初(要するにトップページなのだ!)に、「夏の涼も、うちわでとればカーボンフリー(低炭素)です。」 のコピ−とともに大きく紹介されています。

  “扇げば、まさに渓流を渡る風を浴びるような清涼な心持ちを感じることができる。風鈴の音しかり、打ち水しかり、そんなふうに日本人は感覚で涼をとり、雅や粋を遊んできたのだ。自然を愛する心とともに。” と本文で紹介していただきました。

 渓流を渡る風…、素敵な表現ですよね〜。
 
 写真もとっても綺麗です!

 「ソトコト」は、以前に、私が「スロー イズ ビューティフル」やNPO「ナマケモノ倶楽部」や「100万人のキャンドルナイト」世話人などでも知られる、辻信一さんのインタビューを受け、それを掲載していただいたこともある雑誌です。
 その時のインタビューは、後に『ピースローソク』という本にもおさめられました。
 
 あれからもう数年。。そうして以後、取り組んで来た仕事の成果のひとつを、こんなふうに大きく取り上げていただけるようになったことに、感激もひとしお。
 ちゃんと世の中のためになるものづくり、少しはできたかな?

 みなさんも、ぜひ、御覧下さい!!

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June 06, 2007

キャンドルナイト2007!

みなさん、こんにちわ、
今日はお知らせです〜。

今年も、毎年恒例の夏至にちなんだ、キャンドルナイトが近づいてきましたよん!
今年はスタッフである私たちも(できるだけ!)参加者の皆さんと一緒にスローな時を楽しみたいと思っています。

このイベント、今年でもう5回目、5年目を迎えるんですね。本当に時の経つのは早いです。。
だからこそ、一年の内で、一日の何時間かぐらいは、時計をはずし、電気を消して、つらなる時の鼓動を静かに味わってみたいものです。

もし、お時間ある方、よかったらぜひ、参加してくださいね。
そして、参加できない方も、ご自宅でも、会社でも、道ばたでも、何処でも良いので、
夏至の夜、星空を見上げながら、一瞬でも、静かなときのしじまを旅してください。
次の瞬間、きっと、何かが違ってみえるはず。

furuta nahoko

+++
●電気を消してスローな夜を〜
100万人のキャンドルナイト 「蝋燭夜談 at 後楽荘 vol.05 」

Chirashi_2

●日時:平成19年6月23日(土) 受付開始夕刻六時〜

●会場:後楽荘(燈くら)
〒500−8034 岐阜市本町1−31
Tel 058-264−0027 Fax 058−264−2741

●料金:6,000円(後楽荘特製御握り弁当+ワンドリンク+ライヴ代含む)
※詳しくは下記を参照下さい。
++++

今年の後楽荘/蝋燭夜談のテーマは「今を味わい、時を愉しむ」。
闇を燈すろうそくあかりのもとで、しっかり、ゆったり、
ときを味わって過ごします。
夕刻、後楽荘特製お弁当をいただいた後は、電気を消して蝋燭灯りのもと、
洋楽器奏者、邦楽器奏者など様々な分野で活躍する
アーティスト・作曲家、坂野嘉彦を中心としたメンバーによる
「The present Music〜現状音楽」を楽しみます。
管楽器や、打楽器、そして琴と三味線をモダンにアレンジした、
この日、このときしか聴けないスペシャルサウンドです!!

ライヴやお食事の前後には、リラックスタイムを。
今年も特別企画として、昨年も大好評だった、
「サロン・サンエール」さんのご協力を得て、足裏マッサージをご用意します。
(別料金。通常約30分 2,500円のところを、キャンドルナイト特別価格
1,000円にて本格的な足裏マッサージを体験できます!)
日ごろ、お疲れの皆様、ぜひ、この機会にしっかりご自分の身体をいたわってあげてくださいませ。

自分をいたわれば、自然にまわりの人や環境もいたわりたくなりますよね。

2007年、闇の後楽荘でしか味わえないスローなキャンドルナイトを
ぜひともお過ごしくださいませ。


●企画:酒井稔(古民家をたのしむ会 )+ 古田菜穂子 + 小寺克彦+ 矢野桂 + 矢野智子
●協力:後楽荘 + サロンサンエール+家田紙工(株)
●構成:古田菜穂子
++++

●午後8時〜 「The present Music 〜 現状音 楽」(約30分)を行います。
●午後6時半〜 ご希望に応じてお食事とライヴの前後のお時間に
「サロン・サンエール」の足裏マッサージをお楽しみいただけます。
※10時まではすべて電気を消して、蝋燭灯りだけで過ごします。
※ライヴ終了後は、それぞれご自由に過ごしていただきます。

●料金:6,000円(後楽荘特製御握り弁当+ワンドリンク+ライヴ代含む)
●お食事/1年でこの日だけの、後楽荘特製スローフードお弁当
(後楽荘のお好きなお部屋や縁側など、ミニ・ピクニック気分でご自由
にお楽しみ下さい)
●お飲み物/お食事代にワンドリンクが含まれております。
 その後のお飲み物はドリンクエリアにてショットまたはボトル販売します。

●現状音楽〜バンドプロフィール
作曲家、坂野嘉彦を中心に洋楽器奏者、邦楽器奏者など様々な分野で
活躍するアーティストで構成されています。
その名前のとおり、演奏する場所、演奏する時間帯を重視し、
その時にその場所でしか演奏できない(聴けない)音楽を作り続けてい ます。

●演奏メンバー
坂野嘉彦(作曲、管楽器、鍵盤楽器、弦楽器等)
樽本里美(箏、三味線、声等)
正木恵子(打楽器、鍵盤楽器等)

●お願い。
 おひとりおひとりのために、料理やお席を準備していますので、キャンセルは極力ご遠慮願います。
 当日は駐車場がありませんので、公共交通機関等をご利用願います。

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