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September 2007

September 11, 2007

「透かし和紙アート展」を開催します!

Chirai1

みなさん〜、ご無沙汰しています。
 すっかり秋の気配を感じる日々ですね〜。
  
 ところで、この秋、私は四国と岐阜で2つのアートの企画展を行います。
 ほぼ同時期開催になってしまったので、相当大変だったのですが〜、でも、
どちらも自分にとって大切なものだったので、思い切って行う事にしました。
 
 そして、随分前から、丁寧に、丁寧にみんなの力をお借りして準備してきました!

 そのひとつ、まずは岐阜で開催される和紙の企画展を今日はお知らせします。
ぜひ、よろしければ足を運んでください。

尊敬する松岡正剛さんから教えていただいた
土佐光起の言葉「白紙も模様のうちなれば心にてふさぐべし」をテーマにしています。
実はこの言葉は、私の表現の大切なテーマでもあります。

「透かし和紙アート展〜美濃漉かし和紙の可能性」開催のお知らせ

地域の文化振興拠点として十六銀行が開館した「てつめいギャラリー」(旧十六銀行徹明支店)において、9月15日(土)より10月8日(月・祝)まで、開館記念第2弾企画「透かし和紙アート展〜美濃手漉き和紙の可能性〜」を企画、開催することとなりました。

 この展示会は、十六銀行創立130年記念事業の一環として開催するのもので、アートによる岐阜のまちづくりとして定着したフラッグアートと、岐阜県の伝統産業である美濃手漉き和紙とを組み合わせた、新たな和紙アートとしての「透かし和紙(フラッグ)アート展」となっています。

 透かし和紙アートの技法には、まさに長良川水系の賜物として、1300年をほこる美濃手漉き和紙の伝統技法と先端技術が組み合わさって出来た世界唯一の表現手法が使用されます。

 二十数年前、大学生の頃よりイサム・ノグチ「Akari」に魅了され、2002年からは本格的に美濃手漉き和紙の仕事に関わってきましたが、そのプロセスにおいてのひと区切りとでも言うべき企画展になっていると思います。

 伝統とモダンなアートの組み合わせを岐阜ミーム(文化遺伝子)を媒介に、日本人としての本来の心に分かりやすく伝えようとするこの試みは、地域の産業、文化、そして持続可能なまちづくりへの「未来への指針」を予感させる企画展になるとも考えていますので、どうか皆様、お時間ありましたらぜひご覧ください。
 
 *9月14日(金)には、当企画展の参加アーティストや美濃手漉き和紙職人、ディレクターなどが参加する内覧会も行いますので是非ともご来場くださいますようご案内申し上げます。

 *10月頭からは、本年で11年目を迎える「岐阜フラッグアート展」(昨年、ふるさとイベント大賞を受賞しました!)も同エリアにて、開催されておりますし、昨年よりアーティスト日比野克彦さんと共にはじめた「こよみのよぶね」のワークショップも開催しています!

■ 開催日時:9月15日(土)〜10月8日(日)10時半〜17時まで
*関係者内覧会:9/14(金)14時〜16時半  
■ 場所:てつめいギャラリー (十六銀行旧徹明支店) 岐阜市徹明通1−3 
            Tel 058-262-0116
■ 入場料:無料
■主催・企画:古田菜穂子(furuta & associates)
■後援:十六銀行
■ 制作協力:日本イベント企画(株)
■ 協力:家田紙工(株)・上田邦介(絵具屋三吉/ウエマツ)・EDIX・ぎふフラッグアート展実行委員会・キューブクリエイション・(株)ソーホージャパン・保木工房・美濃あかりアート展実行委員会・美濃和紙ネットワーク21
■ビジュアルデザイン:小寺克彦

■内覧会のご案内
  日時:平成19年9月14日(金) 午後2時から午後4時30分
  招待作家をはじめ、手漉き和紙職人、関係者が会場に集合いたします。

<企画概要>

メイン会場:2人の作家×美濃手漉き和紙職人による透かし和紙フラッグ展

 第4回フラッグアート展(2000年)の最優秀賞受賞作家であるテキスタイルデザイナーの宇津木哲子氏、グラフィックデザイナーであり、タイポグラフィスト、そして装丁家としても日本を代表する羽良多平吉氏の2名をゲスト作家として、ギフ・ミーム(岐阜の文化産業遺伝子)と、<白紙も模様のうちなれば心にてふさぐべし>をテーマに、透かし和紙デザインの制作を御願いし、美濃の手漉き和紙職人保木成敏氏が漉いた透かし和紙を使用して、前代未聞の大型透かし美濃和紙フラッグを展示します。

<作家プロフィール>
宇津木哲子: AKIKO UTSUKI(テキスタイル・デザイナー

 京都生まれ。
 京都芸術短期大学ビジュアルデザイン科卒業。デザインスペース”風”にて井上捷之氏に師事。テキスタイルデザイン(寝装・インテリア関係の図案)を学んだあとフリーとして活躍。現在は東京にて、布を使用したナチュラルなオリジナル作品づくりを中心に活動している。 今回、はじめて手漉き和紙を使用した作品づくりへの挑戦となる。JapanTex出展、個展多数。
 第4回岐阜フラッグアート展2000でグランプリ(最優秀日比野克彦賞)受賞。

羽良多平吉:Heiquiti HARATA (エディトリアル&グラフィック・デザイナー)

 東京生まれ。
 東京芸術大学美術学部工芸科ヴィジュアル・デザイン専攻卒業。 '70年代初め、タウン誌「新宿プレイマップ」の仕事をきっかけに、以降、エディトリアル・デザインを中心に多くの書容設計の仕事を通して若い読者層の支持を得る。'95年以降Macintosh DTPに新境地を開拓し、現在もデジタル・グラフィクスの第一人者として影響を与え続ける。
  2003年より、美濃手漉き和紙に独自の緻密なタイポグラフィを透き込んだ和紙あかりなどの制作を岐阜市の家田紙工(株)と開始し、透かし模様の飛躍的な技術向上にも寄与。90年イナガキ・タルホ著『一千一秒物語』(透土社)で講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞ほか受賞多数。女子美術短期大学造形学科講師。

■ 透かし和紙制作:+家田紙工+保木成敏(保木工房)

■ 掛け軸(羽良多平吉作品)表装:小谷野順子


第2ブース: 美濃和紙グッズ+透かし和紙あかり展

 今回制作された美濃手漉き和紙を利用し、オリジナルな手漉き和紙あかりを制作しました。
 アートがプロダクトになること、すなわち岐阜の伝統文化産業のあり方への提案のひとつとしてご覧ください。また美濃の若手手漉き職人グループ「美濃和紙ネットワーク21」の協力を得て、美濃の若手職人が制作した手漉き和紙でグッズや、県内企業が制作した各種美濃手漉き和紙製品、その他、美濃あかりアート展実行委員会の協力を得、過去の「美濃あかりアート展」入選作品から3点の個性的な作品を展示しています。

++てつめいギャラリー++
十六銀行 旧徹明支店 (岐阜市徹明通1丁目3番地)
施設概要:旧徹明支店の建物は昭和12年6月に岐阜貯蓄銀行本店として建造。
 (昭和18年12月合併により当行徹明支店となる。平成17年10月に廃店)
                岐阜市都市景観重要建築物
Ura

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