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July 2008

July 23, 2008

梅田ロフトで美濃手漉き和紙を販売中!

 先日、大阪梅田ロフトに、私が商品ディレクターをしている家田紙工の美濃手漉き和紙の新シリーズ「a piece of natural paper」を中心とした1/100ブランドグッスの数々を納品に行ってきました。
 これが完成した展示風景。。

Dsc02334   今回は、梅田ロフトでのはじめての家田紙工グッズの企画展示で、しかも場所がロフトの正面玄関口から入ってすぐのとっても目立つ場所!

  夏らしい季節もののコーナーということで、、私と、4月から新しく家田紙工の社員になった小里さんというニューフェイスと共に行ってきました。

  梅田ロフトさんとは、2月のギフトショーで文具担当の小山さんという方にはじめてお会いして、意気投合(私が勝手にそう思ってるかな?)し、今回、小山さんが気を利かせてくださって、1階フロアーの担当者である柏木さんという方に話をしてくださり、この夏の企画として実現しましたhappy02

 この美濃透かし手漉き和紙シリーズは、とにかく私の思い入れがたくさん、たくさんつまった商材です。一昨年の冬から企画をしはじめ、丁寧に作り込んできたものです。

 今はそれぞれ別の道を歩んでいる家田紙工の2名の女性スタッフとのチームでプロジェクトを組み、「ひたすらオーガニックにこだわった」「インテリアにも利用できる」「捨てる所の無い」「ここにしかない」「おしゃれな」「布のように使える」和紙グッズを作る事。。。

 たくさんの紆余曲折を経て出来上がり、以前も家田紙工のブログで書きましたが、昨年のニューヨークギフトフェアで世界デビュー(?)し、そののち、2月の東京ギフトショーで国内初デビューを果たしました。

 でも、本当はその前に、RARI YOSHIO  さんの東京の個展などでの発表が先だったのですが、ここでも有り難い事に大好評で(南青山スパイラルでは完売したそうです)、、でも、大
阪は初デビュー。。。

 今回の「a piece of natural paper」シリーズには、作家の宇津木哲子さんの新シリーズ「in the forest」も加わりました!

 そのほか、1/100ブランドを立ち上げた時、一番コラボレーションした、宮田香里さんの和紙便箋、ノートなどのステーショナリーや、デザイナーの羽良多平吉さんやフォトグラファーの四宮孝仁さんの手漉き和紙行灯などのさまざまな和紙グッズとともにお目見えですが、果たして、大阪のお客様に受け入れていただけるかどうか、どきどきです。(大阪の皆さん!ぜひ、よろしくお願いします〜)

 展示替えは、夜6時頃から(まだ、お店が開いている中)はじまり、私たちは8時すぎまでお手伝いして一路、岐阜に戻りました。

 そのあとは、担当の柏木課長さんが、しっかり仕上げてくださいましたhappy01

 みなさん、大阪にお立寄の際は、ぜひ、梅田ロフトに足を運んでください。8月中旬頃まで展示販売しています〜。

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July 06, 2008

変わらない自分!

 一昨日、高校時代の同級生の馬渕裕嘉志君に20年以上ぶりに再会し、約2時間、さまざまな話をした。

 こんなふうにじっくり話をしたのは、、多分、高校卒業以来だろう。
 高校卒業といっても、馬渕君と同じクラスだったのは高校2年の頃で、3年の前期、一緒に生徒会役員をやって岐阜北高校の改革をしようなんて話し合っていた記憶があるけれど、その後はほとんど話をしなかった。
 17歳からほとんど話をしていないとうことは、、、なんと30年ぶりの対話、、ということになる。

 ちなみに、おおよそ20年振りの再会、、というのは、20年以上前、私が名古屋の中日スポーツの記者の仕事をしていた頃、偶然「くるみ」というそれはそれは美味しいお好み焼きやさんのカウンターで偶然隣り合ったことがあるからだ。

 カウンターの隣りでなんだか聞き覚えのある声がすると思ったら馬渕君だった。その時は互いに連れがいたので、挨拶程度で話はほとんどしなかったと思う。

 彼の話し方は昔から独特で(いわゆる演説調)、高校時代は、将来は総理大臣になってこの国を変えると、言っていた。

 その頃、彼は中部電力の社員だった。末は中電の社長になるのではと言われていたものの、中電の社内ベンチャー第一号の社長になってそのビジネスを成功させ、結果、独立して今は、住分野に関するコンサルタント会社のCEOだとのこと。
 彼の現在のプロフィールなどはここをご覧下さい。

 ところで、、昨日、われわれがどんな話をしたのかは、有り難い事に彼が自分のブログで書いてくれたのでこちらを読んで頂くとして、私は30年ぶりにあった馬渕君の表情がとっても温和になっていた事に驚いた。話し方もとってもソフトになっていて、大人になるってこういうことなんだと思った。もちろん、良い意味でだ。

 馬渕君は、高校時代は眼鏡をかけていてその眼鏡の向こうでいつも確固たる信念の炎をめらめらと燃やしているような眼差しをしていた。当時、彼は、1970年代最後の日本の、なんとなくバブルに向かい浮き足立っていく社会や、「しらけ世代」と呼ばれた同世代の若者に苛立っていたのではと思う。

 私はその頃、左翼の友人と、右翼の友人と、ノンボリと、哲学と、詩情と、音楽と、演劇と、受験と、そして見かけだけの抵抗の中にいた。

 どんなに抵抗しようとしても、私たちの思想はまだまだ脆弱で、内実は、自分たちがとっても飼いならされた存在だってことに気づいてもいた。

 そんな中で、馬渕君は60年代安保の人みたいにひとりで抵抗していた。
 彼は、学生運動の人みたいな特徴的な「文字」を書いていた。

 私は私で、バスケット部に属しながら、「ビックリハウス」を読み、松岡正剛さんが作ってた「遊」を読み、「mc sister」にあこがれ、青い恋愛をし、勉強もそっちのけで古本屋に入り浸り、本ばかり読んでいた。
 そして北高の同級生たちと、いろいろな思想や感情がごっちゃになった「エビゾリズム」というフリーペーパーをつくっていた。

 手のひらを青く染めながらボールペン原紙に文字を書き連ね、自分を含めたみんなの思いをひたすら文字にした。馬渕くんや私が幼い頃から通っていた「道場」の輪転機で藁半紙に印刷し、一枚一枚ホッチキスで綴じていった。

 今、こうして書いているとその当時の思い出が蘇ってくる。

 でも、何故か、昨日の私と馬渕君は、まるで30年のブランクが嘘のように互いの「今」と、来る「未来」を語り合った。

 過去ではなく、今、そして未来。

 それは互いが、ずっとそういう人生を選択して歩き続けているからかもしれない。

 私たちは、幼き頃、この国の未来を真剣に想い、世界の平和や、愛や、感謝の大切さを当たり前とし、そのための奉仕を当たり前とするある少し特殊な環境の中にいた。

 私たちは世界は人の想念が創り上げていることを知っていた。

 そんな子供だった私たちが、子供時代に摺り込まれたもろもろの理想と現実との格闘を経て、30年後に出会って対話したこと。対話できたこと。

 馬渕君の目つきや話し方が変わったことは、この30年間という年月とのさまざまな格闘の成果だろう。でもその内面にある彼の精神の在処は、やはり幼い頃と何も変わっていないのだ。

 彼は今も「夢」を持って生きているし、だから私たちは、過去ではなく、未来の話をすることができたのだろう。

 そんな人と再会 し、互いの心持ちの在処が揺らいでいないことを確信できたことは、イコール、自分の精神の在処もまた何も変わっていないことを認識することにもつながった。

 世の中は、ますます混沌としつつあるし、私は、なぜかこの1,2年、ある人から怒られたり、攻撃されたりする目に人生ではじめて遭遇し、こんなに頑張っているのに何故?と、自己否定で落ち込んだこともあったけど、でも、こんなふうに対話できるってことは、自分はやっぱりそんな捨てたもんじゃないじゃん、って思った。

 自分が自分でいられること。
 それで良いって、思えた心地よさ。


 人はそんなに簡単に変わるもんじゃないと思う。良き事は善き心に宿るし、良き行いは善きヴィジョンに支えられて行く。

 そう、自分は、昔から、なにも変わっていない。
 私がめざして来たもの、私が好きだったもの。

 仕事のスキルやキャリアは、経験で上がって行く。だから人を取り巻く環境は変化するけど、その中心にいる「自分」は、ずっと変わらない。

 

 今日、模試を受けたG君も、人生、まだまだこれからだよん。
 みんな〜〜〜〜、頑張ろうね、一緒に。

 

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July 05, 2008

センチネルな人。

 昨日から読んでいた本に、世の中にはびこるさまざまな邪悪なものに対し、こつこつと、ひそかに対抗するセンチネルな人についての話が書かれていた。

 世の中にはびこる邪悪なものはピンからキリまでいろいろあるけど、

  つまるところ、深い意味では、善も悪もないのかもしれない。

 その本性が<ただ、そこに>あるだけ。

 そこから我が身を守る為には、センチネルな人が必要だ。

 
 降り積もる雪の中、淡々と雪かきをする人。
 切り立った崖の手前で、走り来る子供たちをまもる人。

 

 不意に起こる悲劇に対しては、やはり小さな善意と希望を重ねてこつこつと防ぐしかないのだろう。やれやれ。

 久しぶりに春樹さんの「かえるくん、東京を救う」(神の子どもたちはみな踊る)を読みたいと思った。 

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